大切な家族であるペットを病気やケガから守ってあげたい。愛のある飼い主さんであれば当然思うことです。
言葉の話せない動物のサインをうまく読み取り、少しでも様子がおかしい時はすぐに動物病院で診てもらうことが大切です。
ここでは、新米飼い主○○君のペットの相談に院長の青野先生がどんどん答えていきます。
先生、今年の冬は寒いね。 ヘイセーも寒いみたいで、
いっつも僕の膝の上に乗って寝たがるんだ。 犬もやっぱり寒いのかな?
そうだね。たくさんの毛でおおわれているけれど、
犬は人間のように柔軟な体温調整ができないから、思っているより寒がっているかもね。
暖かくしようと、暖房を使用する季節だけれど気を付けて欲しいこともあるんだよ。
何に気を付けるの?
冬のこの時期は空気が乾燥している上に、家の中では暖房をよく使うようになる。
余計に室内が乾燥しやすくなるんだよ。
人間と同じように、温かい室温は犬にとってもぬくぬくで嬉しんだけれど、
乾燥は犬にとっても鼻やのどの乾きをつくり、風邪や呼吸器系の病気の原因になりかねません。
もしくしゃみや咳をするようになったら、気を付けて観察した方がいいね。
そうならないために、何かできることはないの?
そうだね。そうならないためにできること。
部屋を暖める際には、湿度にも気を付けて。
理想は湿度を50~60度にすること。加湿器だったり、濡れたタオルを使ったりして
湿度にも気をかけてね。
うん、わかった。 今日、お家で暖房を使うときは、濡れたタオルも用意するよ。
先生、ありがとう!
どういたしまして。